我が家の次女が、弱視完治後近視が進んでしまい「強度近視」にならないためにと眼科医から「オルソケラトロジー」をすすめられました。
当時小学1年生の7歳後半から装着しはじめ、只今3年目です。
当時「オルソケラトロジー」の使用にとても不安があったため、体験をもとに感想やメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
「オルソケラトロジー」とは?
特殊なデザインの高酸素透過性コンタクトレンズを装用することによって角膜の形状を変化させ、近視を矯正する視力矯正治療です。
就寝時に装用することで、翌朝視力が矯正され、日中は裸眼で過ごすことができます。
「オルソ」のメリット・デメリット
一般的なメリット・デメリット
- 日中の裸眼生活が可能
- 近視進行を抑える効果があるといわれている
- 裸眼でスポーツができる
- 装用時のレンズの破損やズレのリスクが低い
- 強度の近視・乱視には不向き
- 一般のコンタクトレンズ同様ケアに手間がかかる
- 安定した視力を得るのに時間がかかる
- 保険適用外のため費用がかかる
親としてのメリットは、眼鏡の時は体育や水泳の時の管理など、学校で気を付けることも多かったですが、そのような心配がありません。
デメリットは、費用もですが毎日の装着が地味に大変です。まだ子供自身で装着・管理ができないため、親のサポートが必要です。
何歳から大丈夫?リスクはないの?
眼科により多少年齢の違いがあるようですが、だいたい5歳くらいから大人まで装着可能のようです。
我が家が通っている病院では、8歳くらいからの使用をすすめていると説明を受けました。もしかしたら現在はもう少し年齢が下がっているかもしれません。
またリスクに関しては、小さい頃からコンタクトをつけて目に負担はないのか、角膜に傷など入ったりしないのか、など疑問に思っていることを先生に尋ねました。
先生からは「きちんと正しい装着方法を守っていれば問題はない」「保存方法が悪かったりして雑菌などで感染症はあるが、これは普通のコンタクトも同じです」とご回答いただきました。
それでも、個人的には目に負担はかかるであろうと思っているので心配でしたが、「強度近視」も将来困るので「オルソケラトロジー」の治療を決めました。
装着して3年目、効果は?
うちの子は、乱視も入っているのもあり「オルソケラトロジー矯正後視力は裸眼0.8前後」を保っています。
一応2年前の視力と変わらず、近視進行の抑制治療としては効果があるようです。
保存液や洗浄液はどうしてる?
病院により勧められている「保存液・洗浄液」を使用しています。
ケースは「オルソケラトロジー専用ケース」です。
定期健診の際に病院で購入していますが、買い忘れや家に在庫がない時はネットでも購入しています。
まとめ
今後いつまで「オルソケラトロジー」を続けていくのか分かりませんが、うちの場合は近視抑制のためなので、近視が進まないことを願うばかりです。
「オルソケラトロジー」について書きましたが、参考になりましたら幸いです。
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