「小4の壁」退職して思うこと

仕事

「小1の壁」を乗り越えたと思ったら、すぐに「小4の壁」。
最近、学童に小学校6年生まで預けられるようになったようですが、私の地域では待機児童が多く、低学年優先のためほぼ3年生で退所します。

私自身、学童は小学3年生までと思っていましたし、
「4年生になったらしっかりして、1人で留守番できるようになる」
と思っていました。

しかし2年生の終わりごろ、あと1年しかないという時期に娘が

「学童行きたくない」
「仕事辞めてほしい」

と言われました。
もともと、怖がりで寂しがり屋なので「留守番は無理かな」と不安はありました。
学童も1年生の時から、苦手な子がいて「行きたくない」と何度も泣いて帰ってきました。

その度に、子供を励ましながらなんとか仕事は続けてきました。

泣くたびに子供に申し訳ないという罪悪感と、働かないといけない!と思う気持ちで、イライラして自己嫌悪。

その繰り返しでした。

周りのご家庭も、実家があり協力者がいる方も多く、羨ましくてどうして私だけこんなに大変なんだろうと思うこともたくさんありました。

反対に学童で良いこともたくさんありました。
違う学年の子と仲良くなれたり、勉強を教えてもらったり、色々な遊びを教えてもらったりなど、学童に行ってなければ経験できなかったこともたくさんあります。
先生方も働くお母さんの「みかた」で、子供の事を相談できたり、親身になってアドバイスして下さったりと心強かったです。

仕事を転職するか、退職するか。
とても悩みました。
夫にも相談しましたが、「働いて欲しい」と。
たしかに夫の稼ぎだけでは正直不安でしたし、将来のためにも貯金を増やしていきたいという気持ちがありました。

男性が心底羨ましいと思いました。
母親だけ仕事や家庭を犠牲にして、思うようにいかず悩んでるような気がしました。

職場も融通がきくようなところではなく、残業の毎日。
夫の職場は割と子育てに理解のある会社で、私が残業の時は夫が迎えと家事をやってくれていました。でも、夫に面倒を見てもらうことに後ろめたさもありました。
今思えば私は、夫に対する罪悪感と、子供にきちんと向き合えてないのではないかという不安でいっぱいでした。

援助もなく共働きって正直しんどかったです。
それでもやりくりされている方は大勢います。
世の中の働くお母さんに尊敬です。

結局悩んだ末、私は小学校4年生に上がると同時に退職しました。
転職も考えましたが、私が選んだのは「独立して働く」でした。
独身の頃から意識はしてましたし、そのための勉強も少しずつですがやってきました。
私自身のタイミングではありませんでしたが、子供の事を考えると今やろう!と決心しました。

退職後は独立して6カ月間収入もなくなり大変でしたが、自分の中での葛藤がなくなり、スッキリとした気持ちで仕事に取り組めるようになりました。
何より娘が「放課後お母さんと一緒でうれしい!」と喜んでくれました。
心に余裕ができ、子供にも以前より優しく接することができるようになりました。
そして、夫にも笑。

私には、フリーランスという形が合っていたのかもしれません。
家事育児もこなしたい、仕事もバリバリしたい、そうなると自分でやるしかありません。
もし、仕事を探す際に条件に合う会社が見つかっていれば、転職していたと思います。
やはり、会社員の方が将来安心です。

私は退職して、子供が安全で楽しく過ごせる環境を作ることができて良かったなと思います。

働く環境や家庭環境、それぞれ条件は違いますが、大なり小なり働くお母さんは大変です。

もっと仕事と育児が両立できる環境ができればいいなと思います。
働くお母さんや悩んでいるお母さんを応援しています。

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